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kinzok@poem.ocn.ne.jp
1999年 8月15日
表面技術ジャーナル掲載
 建築用部品、アルミニウム建材の表面処理加工の専業メーカー大塚金属(株)(埼玉県北葛飾郡栗橋町高柳二四三六、大塚幸義社長)はアルミ建材部門で最近美観上の要望が強くなっているニーズに対応するため、新たに本社工場敷地内の静電塗装完全自動化一貫ラインを導入した。


 同社は、本会工場の硫酸陽極酸化処理工場に加え、茨城県三和町の板金加工工場、塗装工場、それに今回、静電塗装ラインの導入で建築金物類の板金プレス加工から表面処理、塗装仕上げまでの業界においては日本有数の一貫生産ラインが完成した。
 アルミ建材部門はユーザーからのコスト引き下げ要求、化粧製アップの要請などが厳しくなっている。従来のアルマイト処理では不可能であった多色化要素に対応すると共に、フッ素樹脂加工など高耐候性塗装への対応も可能になった。
 完成した前処理ライン及び静電塗装ラインは、本社敷地内に高さ八b、幅十二b、長さ三十五bの建屋を建設、前処理ラインは、槽の大きさ、深さ一・七b、長さ一・二b、幅七b、で脱脂槽、表面調整槽、燐酸亜鉛槽、水洗槽、スマット除去槽、クロメート槽、純水洗槽など十一槽からなっている。従来の設備に比べてより大型の製品に対応でき、アルマイト業界では有数の装置である。
 更に従来の工場を一部改造、Uターン方式静電塗装ライン、焼付乾燥炉を設備した。新ラインでは、アルミの外に鉄、ステンレスなどの静電塗装も行う。加工能力は700平方b/日、投資額は自社工場敷地内なので工場建物、各種設備で二億円強。
 埼玉県は公害に厳しく、クロム系排水はミニクロパックで回収、水の地下浸透防止にコンクリートに樹脂をコーティングし、公害に細心を払っている。
 現在、同社グループ全体で年約十五億円の売り上げとなっているが、導入した静電塗装部門は初年度一億二千万円の売り上げを見込んでいる。更に板金プレス加工から最終仕上げまで一貫生産体勢が整ったことで納期の短縮、品質の安定化などが得られることで一層の飛躍を目指している。
大塚金属(株) 「アルミ建材等表面加工メーカー」
静電塗装完全自動ラインを導入
日本有数の一貫生産体制
美観要望のニーズに対応

2000年 6月19日
軽金属ダイジェスト bP489掲載      URL : http://www.kallos.co.jp/


 大塚金属は静電塗装の自動化ラインを新設、素材加工から表面処理まで、日本でも有数の一貫生産ラインを構築した。
大塚金属
静電塗装一貫ラインが始動
内製品の表面処理拡大を狙う
 建材加工・表面処理の専業中堅、大塚金属(埼玉県北葛飾郡栗橋町、大塚幸義社長)は昨年新設した静電塗装自動化一貫ラインを武器に積極的な事業展開を進めている。従来から内製している板金加工やアルマイト加工と併せて、素材加工から表面処理まで一貫して手懸けることで、より高付加価値を実現する。
 設置された静電塗装の前処理ラインは11槽で構成され、槽の大きさは最大のもので長さ7,000mm、幅1,200mm、深さ1,300mmとより長尺物への対応を可能にした。また、静電塗装ラインは搬送装置、手拭塗装ブース、自動静電塗装装置、焼付乾燥炉などで構成されたUターン方式。加工能力は人員4人で平パネル換算400u/日だが、設計上700u/日まで人員増による対応が可能となっている。
 同社が静電塗装に進出したのは、従来から行っていたアルマイト処理だけでは不可能な建材の多色化とコスト削減要求への対応が狙い。従来塗装は外注していたが、内製化により横持ち運賃が軽減、価格競争力アップにつながっている。
一方、従来から行っているアルマイト(硫酸陽極酸化皮膜)処理は、槽の大きさが長さ5,000o、深さ1,500o幅は通常の1.5倍ある800oで、パネルなどに適した設備内容になっている。
 ただ、塗装・アルマイト処理分野では自社で加工から表面処理まで一貫して行っている比率は20%にとどまり、残り80%は加工品の受託処理。一貫加工の特色が生かされないため、今後は自社生産品の比率を高めていく考え。現在同社グループの売上げ15億円のうち、自社での一貫生産は7億円程度だが、これを15億円程度に高めることで20億〜25億円の売上高を目指していく。
 さらに、外部メーカーとタイアップした手摺やシェルターなどの最終製品分野や、マグネシウム成形品への塗装や硬質アルマイトへの進出も検討している。
静電塗装の前処理ライン
アルミニウム前処理装置 (大塚金属)